ロイテリ菌

1月 29th, 2018




こんにちは、歯科医師の山田です。

最近話題のロイテリ菌についての本を読んだので紹介したいと思います。

著者によると、私たちの健康に大きく影響するは体内常在菌(善玉菌と悪玉菌)のバランスであり、そのカギになるのがロイテリ菌であるというのです。

ロイテリ菌とは、ヒトの母乳由来の乳酸菌で、数多くのプロバイオティクス(有益性が科学的に証明されている生きた微生物)の中でも、優れた効果とエビデンスが確認されているそうです。現在ロイテリ菌には、大きく分けて「プロテクティス株」と「プロデンティス株」との2種類があり、「プロテクティス株」は腸内で悪玉菌が増殖するのを抑制し腸内の細菌バランスを健康的な状態にする働きがあり、「プロデンティス株」は口腔内の細菌バランスを保ち虫歯や歯周病の予防に役立つとのことです。

 

多岐にわたるロイテリ菌の魅力に

□ヒトの母乳由来だから安心・安全

□定着性がよい(体内にすみつき、増殖しやすい)

私たちがよく耳にするプロバイオティクスで体内で継続して増殖できる菌はほとんどないのに、ロイテリ菌は体外からとり込んでも腸管にコロニーをつくり増殖することが確認されている。

□全身のさまざまな疾患や症状に応用できる

□天然の抗生物質をつくる優れた力がある

天然の抗生物質である「ロイテリン」をつくりだし、虫歯や歯周病の原因となる悪玉菌やピロリ菌を直接攻撃する。

□免疫システム全体に働きかけて、体を丈夫にする

□副作用の心配が一切ない

(ただし、安心して利用できる反面、微生物の働きを利用するので、薬のような切れ味のいい効果や速効性はない)

□確かな科学的根拠(エビデンス)がある

□国際的な臨床利用実績がある(医療機関でも使用されている)

スウェーデンのすべての大学附属病院・民間病院の3分の1でロイテリ菌が推奨・導入されている

 

があげられています。

 

ロイテリ菌が日本で浸透していくかどうか、みていきたいと思います。


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