糖尿病の患者さんへ!

6月 18th, 2012

血液中の血糖値が慢性的に上がってしまう生活習慣病の「糖尿病」。
一見歯科とは関係なさそうですが、炎症がおきやすかったり傷が治りにくかったりするため、
治療を受ける際にいくつか知っていただきたいことがあります。

歯科治療と糖尿病の関係って?

糖尿病になると、免疫反応が低下して炎症が起きやすくなったり、血流が悪くなって傷の治りが悪くなってしまいます。
そのため歯科治療のなかでも、とくに抜歯、歯ぐきの手術などの外科処置をする際に、特別な配慮が必要となります。
糖尿病の患者さんは、日ごろから血糖値をコントロールするとともに、これまでの病歴について、問診表などでお答えください。
現在の体調や、受けている治療について歯科医師から質問させていただくこともありますが、安心・安全な歯科治療をご提供するためとても大切なことですので、ぜひご協力をおねがいいたします。
 糖尿病の患者さんは歯周病になりやすいうえその進行も早く、治りにくいことがわかっています。また、近年では歯周病が糖尿病に悪影響を与えていること、そして歯周病の治療をすることが糖尿病の改善にも役立つことも明らかになってきています。
ふだんから歯みがきをていねいにし、歯科医院で定期的にクリーニングを心がけていきましょう。

Q 糖尿病でも歯が悪くならないように歯周病予防をしたいと思います。どんなことに気をつけるとよいですか?

A 毎日のブラッシングをていねいにすること。そして、半年に1度は定期健診においでください。
  歯周ポケットに隠れた歯石やプラークは自分では取り切れません。プロの技で、きれいにしてもらいましょう。

 

ふだんから定期健診を受けていれば、歯周病だけでなく、虫歯の兆候だって早めに見つけてもらうこともできるでしょう。糖尿病の方はのどが渇きやすく、唾液も少なくなりがち。唾液が減ると、お口の自浄作用がうまく働かず、しかも唾液のグルコール濃度が高いためにむし歯になりやすいのです。
そのうえ、神経障害で痛みや違和感を感じにくいと、歯周病やむし歯の発見が遅れがち。歯の喪失から病気のドレミがはじまらないよう、定期健診で予防し、あるいは早期発見できるとたいへん安心です。
食事療法が欠かせない糖尿病治療にとって、よく噛めるお口はリスク回避の必須条件。血糖値のコントロールを気長に続けるとともに、日ごろから歯科医院の定期健診を受けて、お口の健康を守っていきましょう。


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