歯ブラシで感染予防!

9月 30th, 2013

「しっかり歯みがきしましょう」と子供の頃から言われ続けて「またその話か……」と思っているあなた。

じつは、毎日習慣にしているその歯みがきが、むし歯や歯周病の予防だけでなく、からだの病気の予防にも役に立っているんです!

細菌、カビ、ウイルスに付けいるスキを与えない!

口のなかは常在菌でいっぱいです!

常在菌ってなに?
常在菌とは、私たちのからだや口のなかに住みついている細菌や、カビのことです。
腸の中がもっとも多く、つぎに口、そして鼻、皮膚などに存在しています。その他、私たちのからだや口には常在ウイルスも住んでいます。
目には見えないので、ふだん私たちは常在菌の存在をあまり意識することはありませんが、栄養の入り口でもある口のなかには、なんと500~700種類もの常在菌が住みついています。
常在菌には善玉菌も悪玉菌もいますが、総じてふだんはおとなしく、特別な悪さをするわけではありません。それぞれの細菌が一定の数を保ち、お互いを牽制しながらおとなしく存在しているので、上手に付き合っている分には、別段問題は起きません。

常在菌が悪さをするときは?
ところが、歯みがきをしないでいて(あるいは雑にすませていて)、食べかすが残って栄養がたっぷりあると、私たちの口のなかはポカポカと温かく、常在菌の繁殖にもってこいの環境になります。
常在菌が増えると、いくら唾液に抗菌作用があるといっても、その力だけでは増殖する常在菌のパワーに太刀打ちできません。こうして起きる感染症が歯周病やむし歯です。
また、私たちの体力(免疫力)が低下したときには、ふだんおとなしくしている常在菌がスキを突いて活発になり、全身症状をともなうさまざまな感染症をひき起こすことがあります。
免疫力と常在菌のパワーが均衡しているときはよいのですが、その絶妙のバランスが崩れてしまうとこがあるのです。
まして口のなかの常在菌が増えていると、感染症になるリスクはますます高まってしまうので、歯みがきによる感染予防が欠かせないのです。
 

 

 


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