子供の頃に予防指導を受けて以来ずっと同じやりかたでケアを続けていませんか?
でも、子供と大人とでは予防のポイントがまるで違うんです。
今日からあなたのむし歯予防をおとな向けにリセットしませんか?
おとなのむし歯の特徴は?
歯周病になって歯ぐきが退縮したり、詰めたりかぶせた治療の痕があったり、長年使っている歯の傷みのために、
エナメル質に守られていない箇所が多いのがおとなの歯の特徴です。
エナメル質の内側にあるセメント質や象牙質はやわらかく、酸に弱いため、
おとなのお口はむし歯になりやすいのです!
ウィークポイント①
日本では、おとなの85%に、なんらかの歯周病の症状があるといわれています。
歯周病のために歯ぐきが退縮すると、軟らかくて酸に弱いセメント質や象牙質が剥き出しになってしまいます。
ウィークポイント②
エナメル質を失った歯は、詰め物やかぶせ物してあっても、その隙間から酸が入りむし歯になりやすいもの。
お口のなかの環境改善と経過観察が大切です。
ウィークポイント③
年齢を重ねると歯は欠けたり、すり減ったりしていきます。噛む力が強かったり、歯ぎしりのあるかたの歯の傷みはことに激しく、
象牙質が剥き出しになるとむし歯になりやすくなってしまいます。
半年に1度は定期検診を受け、全体チェックをオススメします。