マタニティ診療について
妊娠中の口腔ケアは歯科医院へ
妊娠中はホルモンバランスの変化により、お口の中が歯周病やむし歯になりやすい状態になっています。また、つわりでセルフケアがままならず、口腔環境が悪くなってしまう場合があり、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です。当院でのメンテナンスは妊娠の周期や状態を考慮した治療を行っています。まずはお気軽にご相談ください。
- 妊産婦検診をしたい
- 赤ちゃんの歯科予防を考えたい
- 赤ちゃんをむし歯にしたくない
- 出産前に歯科治療したい
- つわりで歯磨きができない
- 妊娠して口の中の状態が悪くなった
当院のマタニティ診療
妊娠中の方でも通いやすい環境
当院は女性の歯科医師が在籍しており、親身になって治療や相談をお受けすることができます。診療室は11室が個室になっていますのでプライベートな空間で、周囲を気にすることなく治療を受けていただけます。
バリアフリー
-1歳からの歯科予防について
生まれる前から始まる歯科予防
むし歯や歯周病菌は、スプーンなどの共有でお母様からお子様に移ってしまう場合があります。妊娠中からお母様のお口の中の状態を良くしておくことが、生まれてくるお子様の一番のむし歯予防になります。当院では、妊娠されている方に向けてお身体の負担が少なくなるよう、工夫してお口のメンテナンスや歯周病、むし歯の治療を行っています。お気軽にご相談ください。
妊娠中におきやすい
トラブルについて
妊娠中は、つわりの影響で歯磨きが十分にできないこともあり、歯垢や歯石がたまりやすくなります。嘔吐した際の胃酸で歯の表面のエナメル質が溶けてしまう恐れもあり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
女性ホルモンが増加して歯ぐきがコブのように大きく膨らんでしまう症状です。良性の場合がほとんどですが、気になる場合はお気軽にご相談ください。
急激に女性ホルモンのバランスが変化する妊娠初期は、歯周病の初期症状である歯肉炎になりやすい時期です。歯ぐきの腫れや痛み、出血などがある場合、妊娠性歯周炎の可能性があるので早めに受診しましょう。
妊娠中の治療・ケアについて
つわりが酷く中々お口のケアができない妊娠4ヶ月までの妊娠初期の方のために、歯のクリーニングや健診をご提案しています。歯科医院のケアを受けていただくことで妊娠性エプリースや歯周病、むし歯の予防を行うことができます。
妊娠5~7ヶ月の安定期は、ほとんどの歯科治療を行える時期で必要があればむし歯や歯周病の治療を行います。身体への影響を考慮した上で、安定期のうちに必要な治療を終えられるようにしていきます。母体・胎児ともに影響のない薬、麻酔を使用しますので、安心してご来院ください。
妊娠8ヶ月以降の妊娠後期は、胎児が成長するとともにお腹が大きくなってきます。仰向けになるのが難しい方はご相談ください。患者様に合った治療方法をご提案します。歯のクリーニングを中心に行い、良好な口腔環境を維持します。
よくあるご質問
妊娠中に歯の治療を行っても大丈夫ですか?
妊娠中も治療は可能です。むし歯や歯周病を放置すると胎児に悪影響を及ぼすと言われ、定期的にメンテナンスで通っていただくことで治療にかかる負担を軽減することができます。妊娠初期は応急処置にとどめておくなど、お身体の状態に合わせた治療方法をご提案します。
レントゲンや使用する薬は大丈夫でしょうか?
お身体の状態を確認し、影響が少ないものを使用しています。使用するお薬や設備について丁寧に説明いたしますので安心してご来院ください。
子どもへむし歯菌がうつるというのは本当ですか?
むし歯の原因菌は、唾液を介して親から子へと感染すると言われています。できるだけ、同じスプーンを使用することや口移しは避けましょう。 妊娠中から適切なブラッシングと定期メンテナンスを受けることで、むし歯になりにくい口腔環境が保てるようになります。