歯科用CTを用いた正確な診断
根管内の感染部分を除去するためには、治療前に根管の状態を把握する必要があります。そのため当院では歯科用CTを使用して3Dの画像診断を事前に行います。正確な治療計画を立てられる他、患者様に分かりやすく治療の説明を行うことができるようになります。
先端機器を駆使し
感染部分を徹底除去
歯の根管は複雑な形状をしており、肉眼での確認が難しく、細菌に感染した部分を取り除くのは困難を極めます。また、感染部分の取り残しがあると再発する確率が高くなります。そこで当院では細部まで明確に見ることができるマイクロスコープと歯髄の焼灼を行えるRootZX3を使用して感染部分を徹底的に除去しています。
マイクロスコープを使用することで細く複雑な歯の根管を細部まで確認することができます。病巣の取り残しを防ぎ再発のリスクを軽減させます。
RootZX3は最新の根管長測定器です。根管の深さや形を確認しながら、直接感染部の焼灼を行えます。
感染部の除去には、ニッケルチタンファイルという器具を使用します。通常のファイルよりも柔軟性があり、極力歯を傷つけず、感染部を除去することができます。
ラバーダム防湿で
再発を防ぐ治療
根管治療の成功率を下げる大きな要因は外部からの細菌による再感染です。治療でせっかく歯の中をきれいにしても、治療中に口腔内の唾液などから細菌が入ることで、再感染のリスクが上がります。また、外部からの細菌は治癒率を下げる原因にもなります。当院ではラバーダム防湿を行い、細菌を含んだ唾液が患部に流れ込むことで再感染することを防いでいます。
歯の神経を保存する
「MTAセメント」
抜髄した歯は感染や、むし歯再発のリスクが高いため、当院ではできる限り抜髄しない「MTAセメント」を用いた覆髄法を導入しています。MTAセメントは封鎖性と殺菌性に優れた歯の治療材料で、露出した神経や血管をMTAセメントで覆うことによって歯の神経を残すことができます。
当院の保証制度について
精密根管治療後5年以内に再発し抜歯になった場合、かかった精密根管治療費の半額を
次に行う自費欠損補綴治療費（インプラント、自費義歯、自費ブリッジ）から差し引く制度を設けております。