痛みに配慮した治療
当院では治療時の痛みを抑えるため、表面麻酔や電動麻酔器の使用など、さまざまな工夫をしています。患者様お一人おひとりのお気持ちに寄り添って、痛みに配慮した治療を心掛けておりますので、歯科医院での治療に不安がある方はぜひご相談ください。
麻酔注射を打つ前に注射する場所に麻酔薬を塗布することで、注射針が刺さる際の痛みを軽減します。
麻酔薬は急激に注入すると圧がかかり、痛みが出やすいため、電動麻酔器を使用し圧力を一定に保つことにより痛みを軽減します。
針は細ければ細いほど、刺さる瞬間の痛みが少なくなります。当院では、30Gの極細の注射針を使用して麻酔時の痛みを緩和しています。
なるべく削らず抜かない治療
歯は一度削ったり抜いたりすると二度と元には戻りません。そのため当院では、なるべく削らず抜かない治療を心掛けています。どうしても削る必要があるときは、悪くなった最小限の箇所だけ削り、歯へのダメージや負担を抑えます。まずはその歯をどの程度削る必要があるのか、的確に判断することが大切です。
コントラは電動で回転して歯を削る器具のことです。5倍速コントラは通常より回転速度が速く、振動が小さくてブレにくいため、必要な部分のみ正確に削ることができます。
カリエスチェック (う蝕検知液)を使用すると、むし歯になっている場所のみを染色することができるため、歯の削りすぎ防止に役立ちます。
口腔機能訓練で
オーラルフレイル対策
滑舌の低下、食べこぼし、むせる、噛めない食品が増える、口の乾燥といったお口にまつわる機能が衰えた状態をオーラルフレイルと呼びます。放置してしまうと、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。当院ではフレイルに陥る前にリハビリなどの口腔機能訓練を行い、症状の予防と改善を行います。
これからの治療は
メタルフリー治療がおすすめです
現在、金属が口腔内にある方、今後治療で詰め物や被せ物をされる方に、当院では金属を使用しないメタルフリー治療をおすすめしています。メタルフリー治療は、セラミックなどの素材を使用するため、金属アレルギーを起こしにくく、銀歯などに比べて審美性が高いです。また、表面がなめらかなので汚れがつきにくいというメリットがあります。見た目の良さだけではなく二次的なむし歯も予防できます。